倉敷市中島にある倉敷紀念病院の新しい病棟が完成しました。
来月から供用開始します。
新しい病棟は、1980年に建てられた現在の病棟の西側に整備しました。
1mかさ上げされた土地に建てられた6階建ての新病棟は耐震強度が確保され、災害時の一時避難所としても活用が期待されます。
1階は外来診療がメインで、MRIなどの検査室もあります。
2階は健診とリハビリの専用フロアで、以前より面積が広くなりました。
新病棟の整備にあわせ、病院機能を回復期機能に特化するため、ベッド数は194から148に減っています。
一方、個室の数は今より21室増えるため、患者の療養環境が向上されました。
きょう(12日)は、病院を運営する医療法人誠和会や工事の関係者などが出席して落成式が行われ、テープカットをして44年ぶりの新病棟完成を祝いました。
10月1日から新しい病棟での外来診療を始めます。
また、今の病棟の跡地に駐車場と緑地を整備するということです。
なお、あさって14日(土)には一般向けの内覧会が行われます。
(午前9時~11時 事前予約不要)