フラワーアーティスト髙杉郁子さんの作品展が総社市のギャラリーで開かれています。
髙杉郁子さんは総社市中央に自身のアトリエを構え制作活動に励んでいます。
会場には 『源氏物語』に登場する女性の恋をテーマに製作された作品約60点が並んでいます。
作品展では物語に登場する人物を作中の和歌とともにボトルフラワーで表現しています。
こちらは主人公の光源氏をモチーフにした作品です。
髙杉さんが京都府の紫式部邸宅址を訪れたときに、キキョウが咲いていたことから着想を得て制作しました。
倉敷市の名産品である畳縁を使用しているのも特徴です。
こちらは光源氏の妻・紫の上です。
光源氏の女性関係に悩まされながらも苦しみを隠し通した生涯を表現するため、優しさや美しさを前面に出したデザインに仕上げています。
また、作品には題材とした登場人物の解説も添えられていて花の美しさを楽しみながら源氏物語のストーリーを知ることができます。
髙杉郁子さんのボトルフラワー作品展恋物語 ~源氏物語の女性たち~ はギャラリーSesseで10月26日(土)まで開かれています。