倉敷本染手織研究所の卒業生による作品展が倉敷民藝館で開かれています。
倉敷本染手織会は、倉敷民藝館 初代館長の外村吉之介が設立した倉敷本染手織研究所の卒業生からなる会です。
会場の倉敷民藝館には、卒業生が手作りした約1000点が並びました。
こちらは、毎年人気のノッティング織の椅子敷です。
ウールと木綿の2種類があり、今年は特に木綿の藍染の作品が充実しました。
ノッティング織はウールで160本、木綿は80本の糸を束ね、ひとつひとつ結んでいく手法です。
ふわふわした毛足からはぬくもりが感じられ、多くの人が手に取っていました。
このほか、糸から紡いで作ったショールや、本染手織のブローチ、藍染のポーチなど、小物も広く展開されています。
エジプトにいる卒業生は現地の糸で織った作品を出品していて、国を超えて、卒業生の手仕事が光る作品が集まりました。
倉敷本染手織会作品展は、来月(11月)4日(月)まで倉敷民藝館で開かれています。
展示会場は入場無料です。