倉敷天城中学校・ 高校の生徒が地域の親子と科学実験を通して交流を深めるイベントを開きました。
「親子おもしろ実験教室」には地域の親子およそ20組が参加しました。
参加者は、グループに分かれて化学や物理、生物などの5つのコーナーを回ります。
物理の実験では片栗粉と水を使って、刺激を与えると固くなる液体づくりに挑戦です。
片栗粉と水をそれぞれカップで計量したものを袋に入れて軽く振ると、魔法の液体の完成です。
子どもたちはたたいたり揉んだりして液体の感触が固くなる瞬間を楽しんでいました。
不思議な実験は化学コーナーでも・・・こちらでは、3種類の液体を順番にボトルに入れて鏡を作りました。
鏡のもととなる銀の成分が入った液体にアンモニアやグルコースを混ぜることで簡単に鏡を作ることができました。
また、中学生は光の反射で立体映像が浮かび上がる ホログラム装置づくりのコーナーを担当しました。
参加した子どもたちは材料を切り貼りして作った装置を使って好きなキャラクターが立体で浮かび上がる様子を楽しんでいました。
この体験教室は倉敷天城中学校と高校の生徒たちが授業で学んだ科学の知識をいかして地域交流の場を設けようと、毎年開いています。
今年は、中学生7人、高校生48人のあわせて55人の生徒が地域の親子に実験を通して科学のおもしろさを伝えました。




