現在開催中の瀬戸内国際芸術祭で会場の一つとなっている玉野市の蓄電池生産工場パワーエックスで新作の展示が始まりました。
パワーエックスの工場敷地内できのう(1日)から展示が始まったのは金氏徹平さんの新作「Model of Something」です。
この作品は高さ2メートル、幅1.6メートルの透明なガラスにフリーハンドでストライプを描き四方に設置しています。
見る角度によってストライプが層になって重なり、シンプルな造形ながらも複雑な模様が現れます。
金氏さんは玉野市の自然の中にある蓄電池生産という新しい産業を作品で表現しています。
芸術祭の会期中、工場内ではカフェを営業しています。
宇野港に店を構えるコーヒースタンド「BOLLARD COFFEE」が蓄電池にちなんだドリンク「デンキビネード」など特別なメニューを提供しています。
カフェは今月25日までの春会期のみの営業で利用には特設サイトからの事前予約が必要です。
金氏さんの作品はみやま公園や宇野港と合わせて4作品が展示されています。
パワーエックスで展示されている「Model of Something」は今月25日までの春会期中鑑賞することができます。