倉敷市真備町ゆかりの偉人・吉備真備公の遺徳を偲ぶ献茶会が開かれました。
この献茶会は、奈良時代の学者で政治家の吉備真備公の功績を称えるとともに地域住民のふれあいの場にしようと開かれています。
真備町の茶道グループ「真交会」の表千家のメンバーがお点前を披露し、献茶会実行委員会の蛭田純司会長などが、吉備真備公をはじめ、日中友好や地域の文化向上に尽力した岡崎嘉平太さん、高橋幸定さんにお茶を供えました。
そして、真交会の表千家、裏千家のメンバーによる茶席が設けられました。
薗小学校や川辺小学校など地元の子どもたちも手伝います。
真備町の住民などが訪れ、新緑の中、お菓子と抹茶を味わっていました。
この茶会は1989年から毎年5月4日に開かれていましたが、2018年の西日本豪雨災害の影響で中止となっていたため、7年ぶりの開催となりました。
今年の献茶会にはおよそ350人が訪れにぎわいました。