きのう(27日)夕方倉敷市の東中学校に雷が落ち、グラウンドの木が倒れる被害がありました。
雷が落ちたのは、倉敷市立東中学校のグラウンド南側にあるメタセコイアの木です。
この木は、校舎の3階よりも高い15メートルほどの高さでした。
東中学校の教員によると、きのう午後5時15分ごろから雨が強まり、30分ごろ大きな音とともに落雷があったと見られるということです。
被害があった木の一部は50メートルほど先まで飛んでいたことが確認されています。
木は野球部やテニス部の練習場の近くにありますが、毎週水曜日は部活動の休養日のため、落雷があった時近くに生徒や教員はおらずけが人もいなかったということです。
木は倉敷市が委託した業者によってあすからあさってにかけて撤去される予定です。
また、東中学校は生徒に雷が鳴っている時は木に近づかないよう呼びかけ、対応マニュアルを制作する方針です。
きょう(28日)午後5時現在も岡山県全域に雷注意報が発令されています。
雷の音が聞こえるなど雷雲が近づいているのに気づいた時には建物や車の中など安全な場所に避難してください。
屋外にいる時には電柱や鉄塔など高さのあるものから4メートル以上離れるようにしましょう。
また、高い木の近くも危険です。
2メートル以上離れたうえで姿勢を低くして安全を確保してください。