ミステリー作家横溝正史が戦時中に疎開していた倉敷市真備町で小説の登場人物になりきり作品のルーツをたどるイベントが開かれました。
下駄に袴にチューリップハット。
同じ格好で集まった皆さんの名前はそう、横溝正史の作品に登場する名探偵・金田一耕助です。
戦時中、横溝が疎開先で『本陣殺人事件』の舞台でもあるこの真備地区周辺を仮装して練り歩くイベント1000人の金田一耕助。
今年も全国各地から金田一のみならず横溝作品に登場する様々なキャラの仮装をした熱狂的なファン141人が集まりました。
一行は、金田一が初登場した清音駅からおよそ5キロの聖地巡りへ出発です。
行く先々では、地元住民による手の込んだ仕掛けが。
『本陣殺人事件』の一を再現した寸劇が小説と同じ場所で繰り広げられ参加者を楽しませました。
精巧に再現されたセットも大人気の様子。
さらに歩みを進めて、旧岡田村役場跡でも寸劇が行われる中、自転車に乗って颯爽と登場したのは。
金田一耕助に扮した伊東香織倉敷市長です。
力の入った演技に拍手が送られます。
さらに、ファンを喜ばせるサプライズはこれだけではありまん。
横溝の孫・野本温さんが去年に続き登場したほか野本さんの姉・関口千佳さんなど親族4人が登場し聖地に集まった横溝ファンへ感謝のメッセージを送りました。
そして、横溝正史疎開宅ではあたたかな歓迎を受け一休み。
旅もラストスパートです。
その後もゴール直前まで作中の様々な登場人物が現れファンを喜ばせました。
ゴールの真備ふるさと歴史館では、ぜんざいやおにぎりが配られました。
ファンは横溝作品の生まれた地で作品のルーツをたどるとともに地域住民の温かさを一心に受けた1日になりました。




