倉敷市児島市民交流センターで子ども生け花体験会が開かれ、参加者が草花の魅力に触れました。
慣れない手つきでハサミを入れ、大胆な発想で器に生け込みます。生け花体験会には、幼児から中学生までの18人が参加しました。今回は6種類以上の草花を使い、秋に向かってさわやかな風を感じさせる生け花を創作します。
細い竹のようなトグサで空間を作り、葉の先が開いた形で涼しさを演出するシュペラス、淡い色合いのカーネーションなどで彩ります。参加者の多くは生け花初体験でしたが、長さや位置を考えながら、思い思いに生けていました。
この体験会は、若い世代に生け花の魅力を広げようと、華道家元池坊児島支部が今年初めて企画したものです。
器のワイングラスを彩るデコレーションも用意され、子どもたちは世界に一つだけの生け花を完成させました。
できた生け花を長持ちさせるために、お花の先生からワンポイントアドバイス。
池坊児島支部では、来年度も子ども向けのいけばな体験会を開きたいということです。