倉敷市内の事業所が消火器の操作技術を競う消火技術訓練大会が開かれました。
大会には倉敷市防火協会に加入する25の事業所から男女あわせて29チームが出場しました。
競技は、事務所で火災が発生したという想定で行われ2人1組で火を確認してから消火するまでの時間と正確性を競います。
事務所での出火を確認した参加者はもう1人へ出火していることを伝えたあと消火器を使って初期消火を行います。
火に見立てたボール4つを落とすと消火完了です。
火災の確認者から連絡を受けたもう1人は119番通報をしたあと火元へ向かい完全に消化したことを確認しました。
競技では、倉敷市消防局の署員が審査にあたり消火器の使い方や運搬の仕方などをチェックしていきます。
大会の開催前には市内4つの消防署で消火器の使い方に関する講習会が行われていて参加者は、練習の成果を発揮していました。
この大会は、事業所の初期消火体制を確立し効果的な消火活動に繋げてもらおうと倉敷市消防局と倉敷市防火協会が開催しているもので今回で37回目を迎えました。
今年の大会では男子の部で水島中央病院が女子の部では倉敷国際ホテルが優勝しました。