倉敷市内の名物や特産品が集う「くらしきフェア」が開かれました。
倉敷みらい公園で開かれた「くらしきフェア」には名産を使ったスイーツなどのグルメだけでなく特産品や工芸品など倉敷の地域資源をアピールする31のブースが用意されました。
そして、今年は「発酵」をテーマに醤油や味噌、地酒など発酵食品を取り扱う店舗が多く並びました。
倉敷市内の牧場で採れた牛乳で作ったチーズに真備町で生産されているクラフトビール。
地酒専門店のブースでは10種類の地酒を試飲できます。
倉敷市で160年続く老舗の醤油醸造所で行われたのは金魚すくい。
でも、すくうのは生きた魚ではなく醤油などを入れる魚のケースです。
すくった数に応じて醤油のボトルがプレゼントされました。
人気を集めたのは船穂町で醤油や味噌などを製造するメーカーのブースです。
こちらでは、味噌作りを体験できます。
麹に塩や大豆などを加え10分ほどこねるだけで完成。
およそ半年、じっくりと寝かせるとおいしい味噌に仕上がります。
この他にも会場では、発酵食品だけでなく倉敷の老舗のグルメや伝統工芸を体験できるワークショップなども用意され多くの人で賑わっていました。
このイベントは倉敷市内の特産品や地域資源を再発見してもらおうとくらしき地域資源活性化協議会が毎年開催しています。