早島町の町民有志は、町職員の休職や退職が相次いでいることなどを受け、町に対して町政に関する住民向けの説明会を開くことを求める要望書を提出しました。
町議会健全化を求める町民有志の7人がけさ(4日)早島町役場を訪問しました。
佐藤博文町長への要望書の提出は非公開で行われ、およそ1時間、町に対する要望について話し合いました。
提出された要望書では町の職員の退職や町内の公園の管理状況、早島駅前に完成する交流拠点施設の指定管理についてなど5つの項目に関して町民向けの説明会を開くことを求めています。
町民有志はこれまで一部の町議会議員による職員へのパワハラ疑惑の解明と対策などを求める要望書を提出してきました。
早島町では、昨年度課長級の職員3人が休職し、12人の職員が退職しています。
また、先月20日には副町長が体調不良を理由に今月14日付けで退職することが発表されました。
町は、今年7月にハラスメント疑惑について調査する第三者委員会を設置しましたが、町民有志は、結果を待つ間にも町政の停滞が深刻化しているとして早急に説明会を開くことを求めています。




