総社市の総社宮で正月に初めて備中神楽が奉納されました。
備中国324社を祀り長い歴史を誇る総社宮ですが正月に備中神楽が披露されるのは今回が初めてです。
舞台を務めたのは地元総社を拠点に活動する「影社中」の7人です。
地元の象徴である総社宮で郷土の宝である神楽を披露したいと影社中の熱意が実りこの正月に初奉納が実現しました。
今回は、勇壮で格式高い「荒神神楽」の形式で執り行われました。
神楽は4時間半に渡り行われ「天の岩戸」や「たまもの舞」などの演目が披露されました。
観客の目をくぎ付けにしたのはあまり神楽で演じられない演目「たまもの舞」です。
美女に化けて宮中に入り込み災いをもたらそうとする悪いキツネ。
そこに陰陽師・安倍晴明が登場します。
晴明が怪しき気配を察し八咫鏡をかざすと美女の正体がキツネだと暴かれます。
影社中ならではの躍動感ある演舞とユーモアを交えたやりとりを観客は、時間を忘れて見入っていました。
参拝客は今年一年が希望に満ちた輝かしい年になるよう晴れやかな表情で備中神楽を楽しんでいました。




