来月開かれる県民文化祭・ジュニア芸術祭で自分達で作る備中のリズムを発表しようと、児島の琴浦地区に伝わる鴻八幡宮の祭囃子「しゃぎり」を学ぶワークショップが2日間にわたって行われました。
このワークショップは県民文化祭の中で9月23日に開催されるジュニア芸術祭のステージで発表するためのもので、多くの市民活動を手掛ける一般社団法人倉敷未来機構が開きました。初日の21日は、内田だんじりのしゃぎりを見学しました。ステージで演奏する楽曲は、プロの和太鼓奏者美鵬 直三郎さんがこの「しゃぎり」を参考に作ります。「しゃぎり」は、大太鼓、鼓、笛、鉦の4種類の楽器で奏でられます。秋の例大祭へ向けて熱心に練習が行われていました。そして22日は、美鵬さんの指導の下、ライフパーク倉敷で楽器作りが行われました。この日は、市内外からおよそ40人の児童生徒が集まりました。事前に描いたスケッチをもとに竹と木材を使って打楽器を制作しました。参加者一人一人が自分で考えた独創的な楽器ができると、参加者たちは思い思いに打ち鳴らし、予想もつかなかった音色を楽しんでいました。本番のステージでは、この楽器を使って即興演奏を行います。本番のステージは、23日で、このワークショップの成果を披露します。