JR倉敷駅の鉄道高架化について事業主体の岡山県は、事業評価監視委員会で行う再評価について審議を延期すると発表しました。
審議延期の決定は、岡山県議会土木委員会で発表されました。5年ごとに実施している岡山県事業評価監視委員会は、今月14日に開催されますが、岡山県は、倉敷市との協議が必要と判断し評価をするのは困難として、再評価の審議を延期することを決めました。県は、先月、鉄道高架化について「費用に比べて効果が低い」との算定結果を発表しました。これを受けて、倉敷市長や地元選出の県議らが事業推進を求める要望書を伊原木県知事に提出していました。今後は、県や市、JRなどの関係者で協議を重ねコスト縮減なども含め検討していくことにしています。