早島町は先月オープンした複合児童福祉施設の児童館に関して住民に向けた説明会を19日(日)に行いました。
これは早島町に先月できた民間事業者が運営する複合児童福祉施設の児童館と町が運営する既存の町立児童館の扱いについて町が十分な説明を住民にしていなかったことから開かれたものです。
現在、早島町の町立児童館は同じ敷地内に学童保育があり、学童と施設を共有して運営されています。
しかし、近年学童の受け入れ児童数が増加してきたことから過密状態になっていて、施設を共有できなくなっていることが問題となっています。
そこで、早島町は町立児童館を新しい児童館に移転しこれまで使っていた町立児童館のスペースを学童保育用にすることで過密状態を解消できると計画しています。
説明会にはおよそ20人の住民が参加し、佐藤博文町長などが新しく児童館を設置した経緯や民間事業者に委託した理由を説明しました。
これに対し、町民からは新しい児童館のコスト削減を求める声などが上がっていました。
早島町は今回の説明会で寄せられた意見を参考に2つの児童館の運用方法を決めていく方針です。