くらしき作陽大学の学生が、食品ロスをテーマに市内の小学校で出前授業を行いました。
くらしき作陽大学で食育ゼミに所属する学生6人がグループに分かれ、連島北小学校のすべての学年で食品ロスについて授業を行いました。
5年生の授業では、はじめに、日々の給食をどれくらい残しているのか調査結果を伝えました。
5年生22人が11月の4日間で残した給食の量は、おにぎり17個分の1.7キロです。
こういった食品ロスを減らせるよう学びを深めていきます。
まずは、連島レンコンやマスカットの生産者に学生が事前にインタビューした動画を見せ、生産の苦労ややりがいを聞くことを通して食材が手間暇かけて作られていることを知ってもらいます。
そして、寸劇を交えながらどんな時に食品ロスが起こるのか児童たちに伝えました。
「ごはんができたよ」
「やったー!きょうは大好きなカレーだ。でもごはんを食べる前におやつを食べちゃったからちょっと残しちゃった。じゃあ捨てちゃおう」
「せっかく作ってもらったものを捨てちゃうことを食べ残しというよ。食べ残しがみんなにとって1番身近な食品ロスだから減らせるように頑張ろうね」
食品ロスについて学んだ後、児童たちは身の周りの「もったいない」と感じることや食品ロスを減らすために実践できそうなことを考え、共有しました。
くらしき作陽大学は、岡山県が2018年度から行う「地域で食品ロス削減の輪を広げよう!モデル事業」に2020年度から参加し、小学校で出前授業を行っています。
食品ロスの出前授業は、今月29日に第一福田小学校でも行われる予定です。