倉敷市在住の音楽家・田辺泰子さんによる古代や中世の倉敷をテーマにしたコンサートが、ライフパーク倉敷で開かれました。
田辺泰子さんはピアニストとして、さらに倉敷の歴史や風景をテーマにした作曲家としても活動しています。
音楽を通して郷土を知ってもらおうと2020年から開いているコンサートは4回目を迎え、65人が来場しました。
今回のテーマは、古代中世の倉敷です。
倉敷市など県南は、かつて児島を除くほとんどが海で「吉備の穴海」と呼ばれていたこと、弥生時代最大級の墳丘墓・楯築遺跡が倉敷市矢部にあることなどをそれぞれをイメージした演奏ともに紹介しました。
さらに、珍しい楽器も登場しました。
サヌカイトと呼ばれる旧石器時代から弥生時代に使われていた石で作った石琴です。
倉敷埋蔵文化財センターが所蔵しているもので、ライフパーク倉敷では30年ぶりのお披露目となりました。