倉敷市の大原美術館で岡山市にある興陽高校の生徒が職場体験を行いました。
大原美術館の工芸・東洋館中庭には職場体験のため興陽高校造園デザイン科の1年生8人が訪れました。
生徒たちが行うのは、植木の刈り込みです。
生徒たちは、普段授業で樹木の剪定はもちろんのこと、庭園のデザインや設計、歴史などを学んでいて、きょうはこれまでの成果を披露する場でもあります。
指導には、大原美術館に携わって40年以上、他にも倉敷アイビースクエアや有隣荘などの剪定・造園を手掛ける佐藤渓松園の植木職人2人が当たり、プロ目線でアドバイスをします。
生徒たちは職人技を目の当たりにしながらアドバイスをもとに、きれいな曲線を作っていきます。
そして刈り込みが終わり、まだ切っていない植木と見比べてみると・・・一目瞭然、伸びきっていた葉がなくなり一回りほど小さくなりました。
この職場体験は職人の指導を受けながら実際に剪定できる場を設けようと2020年から行われているもので今回で4回目です。
毎年1年生の有志が参加していて、大原美術館は来年も開催したい考えです。