倉敷市立旭丘小学校の児童が、体育館の改修工事を体験しました。
旭丘小学校の体育館は46年前に建てられ、雨漏りがするなど老朽化が激しいため、改修工事を行っています。
作業を担う倉敷市の中央建設が、若い世代に建設業への興味関心を深めてもらおうと、工事現場の体験会を企画しました。
この日は、6年生2クラス約50人が工事現場に入りました。
ヘルメットやゴーグルを身につけた児童は、外壁の塗装作業に挑戦です。
実際の工事ではあわせて8回重ね塗りしていますが、今回は仕上げの塗装を体験しました。
中央建設の社員からアドバイスを受けながら、子どもたちがローラーを縦横軽快に滑らせます。
塗料が垂れないよう、つけすぎないこともポイントです。
ローラーで塗れない部分は、ハケを使って仕上げます。
また、体育館の外壁に張られているサイディングボードの工事も体験しました。
断熱材が挟まれ、寒さ暑さを緩める効果があることを学んだうえで、ボードをネジでとめる作業にチャレンジです。
電動工具=インパクトドライバーを使うのが初めての子どもたちは、ネジ1本を締めるのにも苦労していました。
また、高い所での工事で身につける安全帯=ハーネスの使い方を教わるなど、建設工事の一端を体感していました。
体験会を企画した中央建設では、今後も子どもたちに建設業への関心を深めてもらうイベントを開催する計画です。




