倉敷市真備町で小学生が地元の史跡を紹介する動画の作成がはじまりました。
倉敷市真備町川辺地区ではじまった歴史を伝える動画撮影です。
川辺小学校の有志児童9人が出演し、川辺地区の史跡などを紹介します。
紹介する場所は江戸時代に大名が参勤交代で宿泊していた川辺本陣の跡地や明治時代の水害を伝える供養塔など10ヵ所です。
約25年前に川辺地区まちづくり推進協議会が地元の歴史を紹介しようと案内看板を設置していて今回その内容を子どもたちが動画で伝えています。
最終的に今ある案内看板に動画にアクセスできるQRコードを貼り付けスマートフォンなどで視聴してもらう計画です。
この動画制作は2018年の西日本豪雨災害の伝承に取り組む真備町の「まび創成の会」が歴史を後世に伝えようと企画しました。
動画の撮影には岡山大学で自然地理学を専門とする松多 信尚教授と学生が協力しています。
これまでに真備町岡田地区で2ヵ所同様の制作をしていて、今回地元のパン店「パンポルト」からの寄付金を活用して川辺地区で制作を行うことになりました。
撮影はあす(12日)も行われ動画は3月末までに完成させたい考えです。