玉野市の三菱重工マリタイムシステムズが建造する大型巡視船の命名・進水式が行われました。
海上保安庁向けに建造された今回の巡視船は、全長約120m、幅約14メートル、総重量約3500トンの大型巡視船です。
約136億円かけて造られました。
進水式には三菱重工や海上保安庁の関係者など約30人が出席しました。
巡視船は、沖縄県の大東諸島から名前をとり、「だいとう」と命名されました。
海上保安庁を代表して鍬本浩司第五管区海上保安本部長が綱を切断し浸水させました。
配属先はまだ決まっていませんが、尖閣諸島を含む領海警備や、海上犯罪の取り締まり、海難救助などが主要任務になります。
玉野市で海上保安庁に引き渡される3500トン型の巡視船は「だいとう」で5隻目です。
だいとうは、今後船内の整備などを行い、2025年度中に海上保安庁に引き渡される予定です。