8月は食品衛生月間です。これに合わせ、倉敷市の保育園児が正しい手洗いの方法を実習を通じて学びました。
赤崎保育園で行われた手洗い実習には、5歳児クラスの17人が参加しました。講師を務める倉敷市食品衛生協会のメンバーたちから、手の甲や爪の先、指の間など洗い残してしまいやすい部分の正しい洗い方を動きを交えながら教わりました。
その後、正しく手洗いができたかわかる専用の液体を付けて、実際に手洗いを行いました。洗った手をブラックライトにあてると、まだ汚れている部分が白く光り洗い残しがわかります。
園児たちは洗い残しの特に多かった指の付け根や手の甲などの部分に注意しながらもう一度丁寧に手洗いをして、正しい方法を身に着けていました。
この手洗い実習は食中毒事故の防止を目標に8月に定められている食品衛生月間に合わせ子どもたちの手洗いに対する意識を高めようと去年から行われているもので、今年は市内3つの保育園で開催されます。
実習の最後には園児全員にハンドソープがプレゼントされました。岡山県では今年度に入って5件の食中毒が発生し食中毒注意報が発令されていて、県は手洗いの徹底を呼び掛けています。