倉敷市は日本郵便と災害発生時の救護活動などを強化する防災協力についての協定を結びました。
締結式には倉敷市の伊東香織市長と日本郵便の砂孝治中国支社長などが出席し、協定書にサインを交わしました。
倉敷市と日本郵便は1997年から災害時の相互協力に関する覚書を締結していました。
今回の協定では日本郵便が去年8月に気象庁と防災に関する協定を結んだことで、これまでの覚書からさらに地域防災を強化できるとして締結されました。
協定には、災害時の避難所開設状況の相互提供や気象庁の防災情報、ハザードマップを配布する広報活動などが盛り込まれています。
また、減災を目的に平時でも防災協力することが盛り込まれ、市内すべての郵便局に防災ラジオが設置されています。
日本郵便が気象庁との連携を前提とした地域防災の協定を結ぶのは、倉敷市が全国で初めてです。