倉敷工業高校のOBが母校へ絵画作品を寄贈しました。
こちらが今回倉敷工業高校に寄贈された作品です。
倉敷美観地区にある倉敷考古館のなまこ壁を描いた力作です。
この作品を寄贈したのは、倉敷工業高校OBの浜田光輝さんです。
浜田さんは、1963年に機械科を卒業。
仕事の傍ら趣味で絵を描き続けていて、1983年の山陽新聞社賞受賞を皮切りに、岡山県美術展で教育長賞に輝くなど数多くの美術展で受賞しています。
この作品を制作するにあたり、浜田さんは倉敷工業高校で学んだ技術を取り入れて仕上げたそうです。
浜田さんは、高校時代に鋳造の実習で学んだ木型の技術を作品に生かしました。
なまこ壁の特徴である蒲鉾状の目地を立体的に表現しようとキャンバスに木枠を張り付け、表面に漆喰を塗って仕上げています。
また、壁の土台となる石の部分は、土や砂を絵の具にまぜて、ざらざらとした質感を現しています。
倉工で学んだことを絵画作品の技法としていかす倉工愛のつまった力作です。
このほか、ビーナスをすかし絵のように描くなど、遊びごころとオリジナリティあふれる作品となっています。
寄贈を受けた倉敷工業高校の久松敬司校長は、「生徒たちが美術に興味をもついいきっかけになると思います」と感謝を伝えました。
浜田さんの作品は、今後、同窓会と生徒の交流の場として活用されているおいまつ会館に飾られる予定です。




