水島臨海鉄道はキハ20型車両の老朽化にともない、新車両を導入しました。
導入された新車両はキハ37、38、30型車両です。2012年12月まで房総半島を走るJR東日本の久留里線で使用されていました。水島臨海鉄道では昭和62年から27年間使用してきたキハ20型車両を引退させ、JR東日本が所有するキハ37型などこれらの車両を買い取りました。購入後に水島臨海鉄道用に改修をすすめ、5月12日から運用が始まりました。出発式では川崎廣志専務が「倉敷・水島の発展のためにしっかり利用してほしい」と挨拶したあとテープカットをして新車両導入を祝いました。午前11時31分、第五福田保育園の三隅紳くんが一日駅長として出発の合図をして新車両が倉敷駅に向かって出発しました。出発式には地元住民のほか多くの鉄道ファンが訪れ新車両再出発を見守っていました。新車両にはお祝いに駆け付けた第五福田幼稚園と保育園のおよそ30人の園児が乗り込み、車窓から見える景色を楽しみました。なお、水島臨海鉄道のキハ37、38、30号車両出発の日の様子について、6月6日(金)17時30分からの「ぢもわだ水島」で詳しく紹介します。