総社中学校の校舎建て替えがこのほど完了し、13日には完成を記念したコンサートが行われました。
総社中学校は老朽化と耐震対策の必要があったため平成24年から建て替え工事が進められ今年3月に完成しました。多目的ホール、通称「まさきホール」では3年生の生徒をはじめ、片岡聡一市長などおよそ220人が出席しました。総社中学校、藤丘真治校長は「屋内・屋外一体型のこのホールは地域のみなさんに広く利用してもらうことを目的に作られています。今後も気軽に立ち寄って活用してください。」と挨拶。片岡市長も「いろいろ工夫して作った施設でみんなが元気で頑張ってくれたらうれしいです。」と校舎の完成を祝いました。続いてくらしき作陽大学の金管五重奏「インフィニティ」が「浜辺の歌」や「サウンドオブミュージック」のメドレーなど4曲を演奏し、校舎の完成に花をそえました。また、コンサート終了後には魅力ある学校づくりと防災を目的に整備された備蓄倉庫や調理に使用できるかまどベンチなどの見学も行われました。総社市で防災設備を備えた学校は今のところ総社中学校だけで、地域の人たちも万一の備えを確認していました。