玉野市立日比小学校で、校舎の耐震工事が完了し、きょう(3日)竣工式が行われました。
日比小学校では、昭和38年頃に建てられた1棟(ひとむね)と、昭和47年に建てられた1棟を対象に、平成24年度から3年間で耐震工事を行いました。改築した新しい校舎は、鉄筋コンクリート造り2階建てで、廊下や教室に木材を使用し、ぬくもりのある環境にしています。普通教室は6室あり、図書室もあわせて整備しました。隣接するもう1棟は耐震補強を行い、廊下やトイレを改装しました。総工費は5億4000万円です。この日は、全校児童160人と地域住民など80人が出席して竣工式が行われ、黒田晋市長が「新しい校舎を有効に活用し、次の世代を担う人材に育ってほしい」とあいさつしました。これに対し、児童を代表して、6年生の與田彩乃(よだあやの)さんが「すてきな校舎を建てて下さってありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。この後、6年生全員が和太鼓の演奏を披露し、工事の完了を祝いました。玉野市では小学校14校のうち11校で耐震工事が完了していて、来年度は田井、後閑の2校で工事に着手する予定です