総社市立総社北小学校の学区内にあるヒイゴ池湿地の保全に役立ててもらおうと北小学校の児童が募金を市民グループへ贈りました。
北小学校の校長室で行われた贈呈式には、環境保全活動を行っている市民グループ「北の吉備路保全協会」のメンバーや総社市環境課の職員、そして北小学校の6年生およそ40人が出席しました。児童代表が、北の吉備路保全協会の萱原潤さんへ目録を手渡し、メッセージを読み上げました。今年は学級菜園で育てた野菜の売上金やアルミ缶の回収などで集まった9万2994円が贈られました。北小学校では平成15年にヒイゴ池湿地が渇水により干上がってしまい、日本で一番小さいトンボ、ハッチョウトンボが絶滅の危機にあると知ってから毎年募金活動を続けています。
贈られた募金は、ヒイゴ池湿地に設置する説明看板の費用として活用されます。