およそ18000人のランナーが集い開催されるそうじゃ吉備路マラソン。
大勢のランナーが吉備路を駆け抜け、総社により一層の活気が生まれます。
そんな大会の影にはたくさんのボランティアの存在があります。
大会およそ2週間前。総社市の職員組合や総社南高校の生徒たちが、会場周辺やスタート地点付近のゴミ拾いを行いました。
清掃箇所は、およそ18000人のランナーが集う玄関口です。
大会のメイン会場となるきびじアリーナのほか、マラソンのスタート地点から700mほど先までの道を掃除していきました。
1時間で集まったゴミはおよそ20キロ。
普段何気なく通る道にも意外とゴミは落ちているものだと、参加した高校生は話していました。
岡山市の造山古墳周辺、加茂地区の住民有志も、清掃活動を行いました。岡山市ですが、地区内がマラソンコースとなるため、毎年、住民ボランティアがゴミ拾いをしています。
住民たちは道路脇に落ちている空き缶やビニールごみなどを拾い集めてい
きました。
加茂地区はマラソンのスタート地点からおよそ7キロほど進んだ県道270号沿いで、フル・ハーフマラソンのコースです。この区間は傾斜がきつく、ランナーにとっては辛いポイントとなります。
そのため、ランナーを少しでも後押ししようと、掃除も入念に行いました。
本番を前にした総社市のマラソン熱。
その影には、多くの地域住民のあたたかな協力がありました。