総社商工会議所は、地元総社で造られた雛人形を総社市南溝手の太陽保育園へ寄贈しました。
総社商工会館1階ロビーの雛人形は、商工会議所が取り組む地産地消運動「We Love 総社」の一環として、地元総社の人形メーカー「山陽美工の協力により毎年、「桃の節句」に合わせて展示されているものです。2005年(平成17年)からは、幼児教育に役立ててもらおうと展示した後の雛人形を総社市内の幼稚園、保育所、放課後児童クラブへ寄贈しています。11年目の今年は、抽選の結果、総社市南溝手の太陽保育園へ贈られることになりました。贈呈式では、総社商工会議所の清水男会頭から太陽保育園の小倉亨園長へ十人揃い三段飾りの雛人形一式30万円相当の目録が手渡されました。また、雛人形提供者の山陽美工の槇矢昂(のぼる)会長からも「雛祭りを楽しんでください」と挨拶がありました。これをうけ、太陽保育園の小倉亨園長が「日本の伝統行事の良さを子どもたちに伝えていきます」と謝辞を述べたほか5歳児の17人がお礼に「うれしいひなまつり」の唄を歌いました。なお、寄贈された雛人形は、「山陽美工」で手入れした後、3月3日に予定している太陽保育園のひな祭りまでには、届けられることになっています。