3月1日から始まる春の火災予防運動を前に、玉野市の黒田晋市長が消防職員に訓示し士気を高めました。
玉野競輪場の駐車場に集まったのは、玉野市の消防職員およそ60人です。黒田晋市長は、職員の服装チェックのほか、ハシゴ車や救助工作車などを点検しました。その後、車両の装備に異常がないかを確認して回りました。今年の春の火災予防運動は、「もういいかい火を消すまではまあだだよ」を標語に、3月1日から7日までの1週間実施されます。玉野消防本部は、住宅用火災警報器の設置推進や、山火事の防止にむけた注意喚起を徹底することにしています。
玉野市の去年の火災は33件と一昨年より5件減少したものの、死傷者は合わせて3人増加したほか損害額もおよそ1億円ほど増加しました。黒田市長は、「全職員が一丸となって、よりいっそうの啓発活動をしていき防火への意識を高めていきましょう」と訓示しました。