倉敷市立穂井田小学校で、ナイフを使って鉛筆を削る伝統の鉛筆削り大会が開かれました。
鉛筆削り大会は、今年で41回を数える穂井田小学校の伝統行事です。手先を器用にするとともに、刃物の安全な使い方を身に着けてもらおうと穂井田地区青少年を育てる会が主催しています。大会では全校児童50人が学年ごとに分かれて、ナイフを使って6分間でいかにきれいに安全に鉛筆を削るかを競います。なかには大会に向けて毎日、自宅で練習を積んできたという児童もいて、真剣な表情で取り組んでいました。 そして、学年ごとに予選を勝ち抜いた児童が、決勝に進みました。決勝では、1年生から3年生は6分間に1本を。4年生から6年生は2本を削り、その出来栄えを競いました。また、地域の人や保護者たちが参加する大人の部も開かれ、子どもたちに負けじと悪戦苦闘しながら鉛筆を削っていました。