春の院展・倉敷展が倉敷市立美術館で始まりました。
初日の27日は、倉敷市の河田育康副市長や日本美術院同人の下田義寛さんなど5人がテープカットをして院展の開幕を祝いました。
会場には日本美術院で、最も地位が高い同人の作品35点と入選作品95点が展示されています。
130点の作品のうち県内からは5人の作品が並んでいます。
これは日本美術院同人で倉敷芸術科学大学客員教授井出康人さんの「夢を運ぶ」という作品です。
インドネシアのバリ島で取材した神々に華をささげる様子を描いています。
また、今回初めて入選した広島県出身で倉敷芸科大卒業生の桑原加奈さんは「真夜中の大運動会」と題して自宅で飼っていたやんちゃ盛りの子猫を描きました。
会場には、大勢の人が訪れ作品を鑑賞していました。
院展・倉敷展は7月8日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。
期間中は院展入選作家による日本画のワークショップなども予定しています。