倉敷市児島塩生の本荘幼稚園が味野幼稚園との統廃合により3月いっぱいで閉園します。園児と地元住民はそれぞれ、思い出いっぱいの園舎で最後の時間を過ごしました。
71年もの間、地域に親しまれてきた倉敷市立本荘幼稚園。2000人を超える卒業児を送り出してきました。現在、園児は7人。少子化などにより園児数の確保が難しくなり、今年度をもって味野幼稚園への統合が決まりました。
【インタビュー】・太宰理仁くん
2月、本荘幼稚園で最後の思い出作りをしてほしいと園児の保護者がお別れ会を開きました。
【インタビュー】・卒業した高校生ー
・当時の保護者ー
倉敷市は平成27年度から、「園児数が3年以上継続して30人以上に満たない場合などは、統合を検討する」制度を施行しました。市内の公立幼稚園では、今年3月末、本荘幼稚園のほか、柏島幼稚園と柳井原幼稚園、中新田幼稚園の4つの園が統合のため閉園します。
3月15日、本荘幼稚園で最後の卒業式が行われました。4月から、4人の園児が小学校にあがります。
4歳児の3人は、4月から新しい幼稚園です。
地域の元気印だった本荘幼稚園。71年の歴史に幕を下ろしましたが、この先も卒業生や地元住民の心の中で忘れられない存在となりそうです。




