今年3月グランドピアノが寄贈された真備東中学校で、記念演奏会が開催されました。
グランドピアノは去年の7月豪雨で被災した真備東中と、現在は同じ敷地内の仮設校舎で学んでいる真備中に、「ぜひ卒業式までに」と、日本とドイツの交流団体「ベルリン独日協会」とSNS上の愛好会「クラシックを聴こう協会」が連携して1台寄贈したものです。
演奏会は真備東中体育館で開かれ、両中学校の生徒632人が鑑賞しました。
演奏会の前には、倉敷市の井上正義教育長がベルリン独日協会のベルント・フィッシャー会長に感謝状を贈りました。
続いて、真備東中と真備中の生徒代表2人が感謝の気持ちを述べました。
記念演奏会では、岡山出身のピアニスト・山地真美さんが岡山の風景の映像とともにショパンや自作の曲を演奏しました。
生徒たちは自分たちに届けられた優しい思いの詰まったピアノの音色に耳を傾けていました。