同じく被災地・真備町で親子で楽しめる臨床美術を用いた支援がスタートしました。
まあるいシールをペタペタペタ。そして、シールの上からペンで色を付けていきます。
子どもたちの自由な個性でアッという間に白い紙が大変身・・・。
さまざまな環境にいる被災地の親子にアート作りが楽しめる居心地のいい場所を提供しようという取り組みが今日(5日)から真備町のコミュニティスペース「ぶどうの家BRANCH」で始まりました。
立ち上がったのは、岡山、兵庫、香川などの臨床美術士8人で作る「クリニカルアートまびの会」です。
「臨床美術」は、アートを制作して楽しむことで心のケアや認知症予防につなげようという芸術療法(アートセラピー)のひとつです。
自分の家が被災していないため周りとの温度差に悩む人や、みなし仮設で出産して孤独を抱える人、壁の薄い仮設住宅での夜泣きなど、被災地でさまざまな悩みを抱えるお母さんは少なくありません。
【インタビュー】・参加してー
クリニカルアートまびの会は、気軽に立ち寄れる場所にしていきたいと話します。
【インタビュー】・臨床美術士辻香乃さん
辻さんは、お母さんの元気が子どもの元気につながると話します。
少しでも悩んでいる方は、一度足を運んでみてください。
(親と子のじかん「ここち」は、毎月第一金曜日9:00~12:30開催。)
終わり♯