消防本部の施設や人員・車両配置を検討してきた玉野市消防本部署再編検討委員会は5回の検討を終え、黒田晋玉野市長へ報告書を提出しました。
検討委員会では今年2月から施設の老朽化に伴う建て替えや人員・車両配置の適正化について検討を進めてきました。委員会の藤田尚徳副委員長は「市民の安全を守るためよりよい消防本部になるようお願いします」と報告書を手渡しました。報告書によると消防本部をみやま公園付近へ移転、現在4か所ある消防署の出張所を2か所に出張所にある消防車両4台、救急車両4台も集約させます。
出張所の集約により1出張所あたりの職員数を増員させ、救急車両も2台配備が可能となることからよりスムーズな緊急時の対応ができることになります。今後の玉野市では2年から3年の期間で設計と建設を同時に進めるデザイン&ビルド方式で再編整備に取り組む方針で、今月23日には市議会総務文教委員会に検討委員会からの報告書について説明を行います。議会の理解を得られれば、早ければ9月議会に補正予算案を提出して事業を進めていきます。