水島コンビナートにある三菱ケミカル岡山事業所は、ドローンを使って事業所内の点検を行うためのテスト飛行を行いました。
ドローンのテスト飛行は、塔や焼却炉など、事業所内の高い所での点検を簡易化するために行われました。
また、大型石油貯槽タンクなどの日常点検の頻度を高め、事故の未然防止や人件費の削減も期待できます。テスト飛行では、小型と大型の2台のドローンを使い、焼却炉の設備や、配管などの画像撮影が行われました。
三菱ケミカル岡山事業所では、テスト飛行で撮影した画像を今年度中に解析し、これまで人が目視で行ってきた点検に代用できるかどうかを判断します。
代用が可能になり、国からの許可が下りた場合、現在、2年に1回行われている法定点検にドローンを導入する方針です。
三菱ケミカル岡山営業所では、法定外点検に限り、早ければ1年後にドローン点検を実施することにしています。