新型コロナ感染症に関して岡山県は6日、対策本部会議を開き、倉敷市に住んでいる60代の男性会社員が、帰省先の高知県高知市で陽性と確認されたと発表しました。
発表によると男性は、2月27日に倉敷市を自家用車で出発して高知市へ帰りましたが、3日後の3月1日に発熱し検査を受けたところ、5日の夜に「陽性」であることが、確認されました。
コロナウイルスの潜伏期間は、2日から12日で、平均で5日とされていますが、岡山県では県内で感染した可能性が十分あるとして県内発生を想定したのと同じ警戒レベルに挙げて、対策をとるとしています。
【記者会見】岡山県伊原木隆太知事
県の発表を受けて倉敷市でも緊急の対策本部会議を開き、引き続いて今後の態勢について協議しました。
高知県で陽性となった男性の倉敷市内での感染の可能性については否定しませんでした。倉敷市では学校での一時預かりや学童保育は来週以降も引き続き行うとしています。