政府による新型コロナウイルス感染拡大予防の移動制限が、きょう19日に解除されました。
交通機関では、関西方面に向かう高速路線バスがおよそ2カ月ぶりに運転を再開しました。
19日から運転を再開したのは、大阪行き、京都行き、神戸行きの3路線です。
1日あたりの運行本数は、以前より3割から6割減らしています。
再開するにあたって、新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底しています。
人との間隔を空けるため、通路側のいすには座れません。
このため1台当たりの定員は半分に減りました。
また、前と後ろの席の間には仕切りを設けています。
乗客にはマスクの着用と手指の消毒を呼びかけます。
再開初日の午前中は、若年層の利用が目立ち、定員に対して半分以上埋まる便もありました。
運行する両備バスなどによると、3月から徐々に運転本数を減らし、4月20日までに全ての高速バスを運休にしていました。
6月1日から感染拡大の少ない地域に向かう路線から再開していて、今後は高知・松山行きが20日に、東京行きは7月中旬から運行を再開する予定です。