西日本豪雨で被害を受けた総社市の昭和地区で地域の防災力を高めようと段ボールベッドの組み立てなどを体験できるイベントが開かれました。
会場となった昭和公民館日美分館にはおよそ100人の地域住民が訪れ、段ボールベッドの組み立てをはじめとした、防災に役立つ体験をしました。
強度があり簡単に設置できる段ボールベッドは東日本大震災以降、全国の自治体の避難所で導入が進んでいます。
空気の層で出来ているので暖かく、仮設住宅などへ引越すときに運搬用の箱になるなどのメリットがあります。
イベントに訪れた人は土台となる段ボールを順序よく組み立てて、5分ほどでベッドを完成させていました。
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■イベントに参加した人は・・・(2人)
昭和地区では西日本豪雨の時、全体の3分の1程度の世帯が床上浸水などの被害に遭いました。
総社市は昭和地区の浸水被害を軽減するため内水対策用の排水ポンプを令和3年までに設置する方針です。
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■「今年も頑張っているよ!美袋」実行委員会 樋口長郎 実行委員長
会場では、新聞紙を使ったスリッパ作りやキッチンペーパーを使ったマスク作りも行われました。
この防災イベントは今月18日と25日にも開かれる予定です。