長雨や日照不足によって野菜の出荷量が少ない状況が続き、野菜の高値が続いています。
そんななか、スーパーよりも価格がお手頃な農産物直売所が人気を集めています。
玉野市の道の駅みやま公園にある農産物直売施設「みどりの館みやま」の直販コーナーです。午前8時30分のオープンと同時に多くの買い物客が訪れました。記録的な長雨の影響で、全国的にも日照不足が続き野菜の価格にも大きく影響が出ています。7月の玉野市の日照時間は28日までで82.1時間、倉敷市では75.7時間と平年の半分以下にとどまり記録的な日照時間の少なさとなる見込みです。「みどりの館みやま」の直販コーナーでも例年に比べ野菜の出荷量が2割から3割ほど減少していて、価格も3割から4割ほど高くなっているとのことです。
【インタ】道の駅みやま公園金川 陽一駅長
岡山地方気象台によりますと8月に入ってからは比較的晴れの日が多くなる見込みとのことです。しかしながら梅雨明けの遅れで農作物の生育の回復に時間がかかると見られるため、直売所では8月のお盆頃までは野菜の高値が続くとみています。