全国高校駅伝に43年連続で岡山県・男子代表として出場する倉敷高校。
2年ぶりの優勝を目指して練習にも力に入ります。
今月20日に開催される全国高校駅伝のエントリーメンバー10人の内、9人が参加しての公開練習が行われました。
倉敷高校は去年の全国大会で準優勝、おととしと2016年には優勝するなど駅伝の強豪校です。
しかし今年は新型コロナの影響で練習拠点となっている倉敷運動公園の陸上競技場が使えず選手たちが本格的な練習を始めたのは夏ごろから。
その間は倉敷川沿いなどでのロード練習を中心に、自主練習にも力をいれ、強化を図ってきました。
都大路で優勝を目指すチームのキーマンの一人、去年の大会を唯一経験している3年の長塩 寛至 選手です。
去年の大会ではアンカーを務めチームの準優勝に貢献しました。
5000メートル走ではメンバーの中で2番目の記録を持つ3年の矢萩 一揮選手。
走りに粘り強さがあり直線だけではなくアップダウンにも対応できる実力者です。
新雅弘監督は選手たちのタイムだけでなく精神力の強さに重点を置いてエントリーメンバーを選びました。
都大路本番でも心・技・体が鍛えられたメンバーが力を出し切ることができれば、2年ぶりの優勝を果たすことができると期待しています。
全国高校駅伝は今月20日に京都市で例年通りのコースで開催されます。