総社市は市内の企業・事業所に向けた新型コロナ感染対策の研修会を開きました。
研修会には総社市の片岡聡一市長や総社商工会議所などが出席し市内のおよそ50の企業がWEBで参加しました。
はじめに、総社市感染症専門家会議のメンバーで岡山県クラスター対策専門家チームのメンバーである頼藤貴志岡山大学院教授と、平田早苗川崎医科大学付属病院看護師長の2人が感染対策について話しました。
新型コロナは症状が様々で発症しても無症状の人もいることから対策が難しい点を挙げ、換気の方法について対角線上にある窓を開けることや窓がない場合は扇風機を使うことなどの工夫を話しました。
つづいて感染者が発生した場合の対応について備中保健所の前原幹子課長が接触者などのリストアップや施設の消毒などが必要と話しました。
この研修会は、県内で職場でのクラスター発生が続いていることを受け、企業の対策・対応力の向上を図ろうと総社市では初めて開かれました。
今回参加できなかった企業には、後日市のホームページで研修内容を周知する予定です。