総社市は、新型コロナウイルスのワクチン接種の準備のため2回目の連絡会議を開き、医療機関へ接種体制確保の協力を呼びかけました。
会議には、片岡聡一市長のほかに吉備医師会の平川秀三会長をはじめ医療関係者などあわせて10人が出席しました。
会議では初めに、総社市が目指すワクチン接種のスケジュールや体制が発表されました。
総社市はまず、高齢者2万人に対し3月中にワクチン接種を受けられる接種券の郵送を行い早ければ3月下旬からの接種開始を目指します。
また、各医療機関の他に総社市保健センターでの集団接種、高齢者施設などでの接種も行っていきたい考えです。
片岡聡一市長は、このワクチン接種体制の実現に向け冷凍が必要なワクチンの配送のほか接種の際の看護師や医師の派遣などについて医療関係者に協力を要請しました。
総社市からの要請に対し医療関係者は協力していく方針を示しましたが、接種開始までにワクチンに対するマイナスイメージを払拭していくことが課題として挙げられました。
総社市は、今後1カ月2万人のペースでの接種を目標に体制づくりを進めていきます。