倉敷市の大規模な小売店では、市内の生産者の商品が割引価格で販売されています。
「梶谷のシガーフライ」や「とら醤油」といった倉敷発の定番商品が通常よりも安い値段で店頭に並んでいます。
これは、新型コロナウイルスの影響で低迷している地元経済の回復に向けて、倉敷市が行っている応援事業です。
店舗面積が1000平米以上などの条件を満たした小売店舗が倉敷市内の生産者の商品を最大3割引の価格で販売、もしくは値引き相当分のポイントを還元すると、市から補助金が交付されるという仕組みです。
対象は販路の多い百貨店やスーパーなど県内外の大規模な小売店舗となっています。
参加している店舗のひとつ、天満屋ハピーズアリオ倉敷店では、ある商品の、「キャンペーン初日から4日間の売上」が前の年の同じ時期と比べて20倍増えました。
キャンペーンにあたりこれまで並ぶことのなかった商品も発注しています。
倉敷市は今後、県外の百貨店やスーパー、ショッピングセンターなどにも販路を拡大していきたいと考えています。
加工食品のほかに日用品や衣料品などを取り扱っている店舗もあります。
実施期間は店舗によって異なりますので詳しい情報は「made in くらしき」で検索してください。