倉敷市内の公民館などで活動する木彫り愛好家グループ「ぼく遊会」の作品展が玉島市民交流センターで始まりました。
今年で10回目となる作品展にはぼく遊会の会員およそ30人100点以上の力作が並びました。
ぼく遊会は倉敷市の新田公民館や連島南公民館などでそれぞれ月に2回、清水圭梨さんを講師に活動しているグループです。
作品展は各講座生の交流の場にしようと年1回開かれています。
つやが出やすい栃の木を材料にしたお盆などに彫刻刀を使って花や鳥などの形が彫られ、15回ほど漆を塗り重ねて仕上げられています。
制作されたばかりの作品から、年月が経ち漆がなじんで味わいが出てきたものまで制作された時期が異なる作品を見比べることもできます。
作品のモチーフも牡丹など昔ながらのデザインからキャラクターものまで様々。
なかには孫が描いたイラストを木彫り作品に仕上げたものもあります。
このほか、会場にはメンバーの水墨画作品もあわせて展示されていて、見ごたえのある展示会となっています。
「ぼく遊会作品展」は、玉島市民交流センターで4月4日(日)まで開かれています。