総社市の吉備路文化館で春を感じられる作品を集めた展覧会が開かれています。
会場には、およそ1300点に及ぶ総社吉備路文化館の所蔵作品の中から春を感じられる作品15点が展示されています。
展示作品は、日本画や洋画工芸品など様々です。
今回の展示では、平成29年に総社市内の個人から寄贈された3点の掛け軸が初公開されました。
いずれの作品も総社市や、その近隣の地域で活動していた作家によって描かれたもので当時の作者が感じた春を知ることができます。
また、こちらは、平成8年から平成20年まで「雪舟の里 総社墨彩画公募展」で審査員を務めていた故・平山 郁夫さんの作品です。
吉備路の風景を描いた画集の中の作品で、国分寺の本堂近くに咲く桃の花が春を感じさせます。
この他にも、見る人によってそれぞれ違った春を感じ取ることができる作品が並びます。
春を彩るコレクション展は総社吉備路文化館で今月25日まで開かれています。