玉野市を中心に活動する社会人サークル「玉野ウインドオーケストラ」と「川崎医療福祉大学ウインドオーケストラ・ハートフルウインズ」が、コロナ禍で足りないメンバーを補い合いながら初めて合同演奏会を開きました。
2つの団体にとって、2年ぶりの開催となる定期演奏会。
この日を心待ちにしていた多くのファンが、倉敷市民会館へ足を運びました。
コロナ禍での開催とあり、会場には検温や、手の消毒、観客席を一つずつ開けるなど感染症対策が徹底されました。
この合同演奏会は、新型コロナウイルスの影響などにより練習に参加できるメンバーが減ってしまった玉野ウインドと川崎医療福祉大学のハートフルウインズが合同で開催しました。
去年はどちらの団体も、イベントや定期演奏会などが中止となっています。
合同コンサートの開催が決まった時は久しぶりにお客さんの前で演奏できることが嬉しかったそうです。
およそ60人のメンバーが集まりお互いの足りないパートを補い合いながら毎週練習を重ねました。
しかし、岡山県の新型コロナ感染者が増えたため直前になって参加を辞退するメンバーもいて本番当日まで パートや音の調整に気を抜けない状況が続きました。
コンサートでは、去年中止となってしまったコンクールの課題曲や、様々な年齢の人が楽しめるディズニーメドレーなどが演奏され、訪れた人は手拍子をするなど、コンサートを楽しんでいました。